今年もいちごの生産が始まりました。
今回9月8日~12日で植え付けした品種は、三重県で誕生した‘かおり野’です。
地元で生産している農家は少なく、三重県の生産許諾を取得し生産をしています。
かおり野は11月から収穫できる極早生品種で、完熟すると酸味がほとんどなく、
「リナロール」というフレッシュな甘い香気成分を多く含んでいるので、
いちごの甘さとの相乗効果でより風味豊かに感じられるのが特徴です。
生産するうえでもいちごの天敵となる炭疽病に抵抗がある品種です。
炭疽病というのは、「糸状菌(かび)」による病気のことで、
この病気の抵抗性を持たせることで生産労力とコストを大きく削減できます。
出荷が始まった際は、ぜひ一度完熟したかおり野のおいしさを、お楽しみください。